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フランキンセンス

フランキンセンスは乳香、オリバナムとも呼ばれ、古いフランス語の「真の香り」に由来しています。オリバナムとはラテン語で「レバノン産」を意味しています。フランキンセンスは中東、北アフリカ原産の低木です。樹木に刻みめをいれると、滴状の樹脂をにじみ出し精油は樹脂を蒸留して得られます。この樹脂は古来から神に捧げる薫香として寺院や祭壇で焚かれ、高価で貴重なものとされてきました。キリストが生誕したとき、東方から3人の賢者が現れ、黄金、没薬、乳香を捧げたエピソードはとてもよく知られています。古代エジプトでは薬や化粧品としても使用されていました。現在でも、宗教儀式や香道、香水などに使われていますが、干ばつや採取地での戦争の影響でフランキンセンスの入手が難しくなってきているようです。フランキンセンスには鎮静作用があり、呼吸を深くし落ち着かせ、不安や強迫観念を払います。呼吸器の殺菌消毒剤としても優れています。咳、息切れ、喘息に効果的です。また、性泌尿器系を消毒するのに役立ち、膀胱炎や性感染症などにも有益です。フランキンセンスのもうひとつの特徴は収斂作用で、皮脂のバランスを保ちながら引き締め、特にしわなど老化肌に効果があります。フランキンセンスは刺激のない穏和な精油です。

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