ティートリー
ティートリーは英名で「Tea tree」とつづられますが、お茶の木とは全く異なります。ティートリーはオーストラリア原産の樹高6mほどまでに成長するフトモモ科の木で、水辺などの湿地に生育し、タンニンを含んだ葉が水中にお茶のような色をつけることからティートリーの名前が付けられました。この木は切り倒しても、2年後にはまた伐採できるまでに成長するほど生命力が強い木です。精油は葉を水蒸気蒸留することで得られます。原産国のオーストラリアでは古くからティートリーの葉を感染症などを治療する薬剤として用いていたようです。ティートリーの精油は強い抗感染作用があることで知られていて、細菌、真菌、ウイルスを抑制する働きに優れています。性泌尿器系の殺菌消毒剤として有効で、白癬菌や性感染症などに効果があります。ティートリーには殺菌消毒作用と合わせて発汗作用があるため、流行風邪の予防や回復にも効果的です。ティートリーのもうひとつの特徴は免疫を強化させる働きです。白血球を活性化し、体内に侵入してきたウイルスの活動を抑制したり、病後の回復を早めたりします。ティートリーはシネオール含量が低く、皮膚に対する刺激性は少ないとされますが、ティートリーに含まれるパラシメンは皮膚刺激を与えるともいわれているので、希釈して用いるのが、より安全です。特に古くなった精油の使用は絶対に控えてください。
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